2013年4月29日月曜日

4/26/13 第12回ボート・レース







私が一対一で生徒とアート・セラピーをしているのは、特別教育課の代替教育プログラムというクラスです。この学区域に5クラスあり、年に何度か合同イベントを開催しています。

第12回ボート・レースには、川辺の公園に集まって、全てのプログラムの生徒と先生が手作りでボートを作って川流しをして、順位を競いました。



こんな感じで川辺に手作りボートが展示されていました。

几帳面さが伺われる中3生徒の手作りボート

先生が作った食べ物ボート、コーンはエコだけど、ラーメンのボートってなに?(笑)


私はボートを作って参加したことはないのですが、いつもお菓子を作って見学にいっています。今年はココア風味のブラウニーを焼きました。

「お菓子、おいしかったよ~」と
言いに来る生徒がいたり、生徒の意外な面を発見!
セッション以外の場で生徒の様子が見られるよい機会でした。

全員川辺に寄ってレースの始まりを固唾を呑んで見守りました。

誰のボートが一番になるか、川辺を走ってボートを追いかけて行きました。

これからボートレースの順位発表!早いボートの持ち主から賞品が選べるので、線の後ろに下がりながら、みんな「どの賞品がいいかな~」と賞品を見つめています。

曇り空で肌寒い日だったけれど、生徒たちは自分のボートがレースに参加したことを誇りに感じていたし、全員が賞品をもらえたので満足して帰路に着きました。

来年はどんな手作りボートが参加するのか、今から楽しみです。




2013年4月23日火曜日

4/14/13 ケローナ開催『心のアート・ワーク』







今回はケローナで第二回目の『心のアート・ワーク』開催となりました。
ケローナはBC州で第三の都市と呼ばれる町です。
今回の『心のアート・ワーク』ケローナ開催したのはワイナリー内でこんな素晴らしい景色が臨める会場でした。

デッキからは湖が見渡せる贅沢な景観

ワークショップ開催場所の一部にはこんな空間もあり、寛ぐこともできました。残念ながら急用で不参加になった方がいらしたこの日のワークショップ。午前中のワークショップは『カナダで暮らすって…』異国に暮らしていると楽しいこともあるけれど、心へのストレス、日本とカナダのギャップに悩んだり、コミュニケーションの取り方で苦労することも。自分の心 に澱のように溜まった気持ちをアート作りを通して表現してみましょう。そして、日本と北米のコミュニケーションの違いなどにも触れ、新しいやり方でカナダ 生活をエンジョイしていきましょう!



書き殴られた線からどんなものが見つかるでしょうか?さまざまなアート・エクササイズと、コミュニケーションについての学びを深める内容は和やかな中にも気づきを得るようなきっかけがたくさんありました。

コミュニケーションの方法を学んで、これからはこんなふうに人と関わっていきたいイメージ。   ランチの後は午後のワークショップがスタート。午後のワークショップは人間関係をアートする:夫婦、親子、友人』カナダで人生、そして、人間関係のリセット!できるかなと思っていたのに、ここでも人との関係における自分の癖がまたもや現れていませんか?それぞれの人が持っている人間関係での癖に気づき、その核となっている感情が分かると気が楽になるのです。言葉で言い表せない気持ちをアート作りで表現して、これからの関係性向上につなげてみませんか?
     

マーカー、クレパス、パステルなどを用いたイメージ画
お互いの印象をイメージにしたものをシェアする機会はなかなかないもの。参加者によるイメージ画は、ご本人にとって素晴らしい記念となりました。


人間関係は全て自分もある役割を担っているもの。これからどんなふうに人と関わっていきたいかのイメージをお二人でコラボ作成して頂きました。

素材感、色使い、全体の雰囲気などから明るさが感じられる共同作品

各自、この作品の一部を持って帰って頂くために千切ったところです

ワークショップの感想を語りながら手作りしていったケーキやクッキーを召し上がって頂きました。皆さんからさまざまな感想が寄せられました。 「自分の気持ちをイメージで描くのは難しいと思っていたけど、意外と描きやすかった」 「全てが楽しかった!」 「今度、国際結婚カップル対象のワークショップに参加してみたいです」 頂いたご意見を反映させて、次回のワークショップを企画するのが楽しみです。