2013年9月16日月曜日

6/8/13 12. 『私ってだれ?思い込みを外した自分とつながろう』いわて県民情報交流センター:アイーナ

遅ればせながら、2013年5~7月に行われた日本でのアート・セラピーの活動を綴っていきます 

12.6/8(土)『私ってだれ?思い込みを外した自分とつながろう』いわて県民情報交流センター:アイーナ

 2011年に日本アドラー心理学会の東日本地区理事であり、思春期外来を開業している 『かわちクリニック』の河内博子先生に新潟にお招き頂いて、アート・セラピーのワークショップが開催されました。

http://kokoronoartwork.blogspot.ca/2011/06/618-19.html

今回は、その翌年、2012年に再来した新潟でのアート・セラピーのワークショップ開催時に知り合った岩手県盛岡市で開催している「アドラーフェラインみちのく」(アドラー心理学を基とした自助グループ)の皆さん向けのアート・セラピーのワークショップが開催されました。

会員のブログ「アドラー心理学で「子育て」勉強中!」: http://blog.livedoor.jp/adler_toi/
仕事で岩手県を訪れるのは4年目ですが盛岡でワークショップを開催して頂くのは今年が初めてでした。
いわて県民情報交流センター:アイーナはハイテクな建築物。
エスカレーターのホールから下を覘いてみると
こんなオブジェがディスプレイされていたりとオシャレです
会場到着!



『私ってだれ?』思いこみを外した自分とつながろう!』
沢山の建前で暮らしていると、自分の本当の願いや、そもそも自分が一体誰なのか、
分からなくなってきませんか?つい口にしている「私って○○な人だから」
「僕はいつも○○なんだ」「自分が○○するなんてありえない!」などの言葉には自分に
対する思い込みがあるもの。アート作りを通してそんな縛りを解き、自分を受け入れ、
そこから自己成長していけたら。
アドラー心理学の理念である「共同体感覚」「所属」「貢献」などを通して他の人と
つながるためには、その前に、自分自身としっかりつながる必要があります。
自分とつながる冒険の旅に、ご一緒しませんか?お絵描きの上手い下手関係ありませんので、
親子でもご参加頂けます。 
今回のワークショップはお子さん連れ歓迎のプログラム。二組の親子が参加してくれました。
 お母さんと一緒にひとつの作品を作ろう!
ペアで話し合って、自分たちの選んだ象徴のセールス・ポイントを考えているところ。たとえば、どんな社会貢献をするのでしょうか。
 
 図形からイメージを膨らませていくと、どんな作品になるのかな
家族の中の兄弟の順列(家族布置)ってどんな特性があるかな?
最後に全員参加で未来像を作ってみたら、こんなイメージが出来上がりました!
ここには、アドラー心理学の理念である「共同体感覚」「所属」「貢献」が表現されています。
カナダの先住民族のドリーム・キャッチャーを、「アドラーフェラインみちのく」のご活躍を祈念して進呈致しました。 

今回のワークショップの感想を伺ってみると

「ひとりで絵を描くのと複数で描くのと全く違う発見がありました」

「子どもと一緒に楽しく参加できました。久しぶりに絵を描いて楽しかったです」

「”私”が分かってきた感じがします。アート作りを通して他の人との相違点が分かってよかったです」

「自分はダメだ、できないと思い込みやすい私。このワークショップに参加して、どう自分を活かしていったらいいのかを考えていこうと思いました」
ワークショップの最後に特別の笑顔で集合写真!

年齢・性別を違えずに参加して頂けるアート・セラピーのプログラムをこれからも考案していきたいです。

また盛岡でのワークショップを実現させて 「アドラーフェラインみちのく」の皆さんにお目に掛かれることを楽しみにしています。 

2 件のコメント:

  1. 写真を見ながら、楽しい時間を思い出していました。
    また来てくださいね。

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    1. ラギーさん

      皆さん、さすがアドラーを学んでいる方や興味を持っている方たち!
      アート作りにも遊び感覚と共に、気づきや学びを深めていらっしゃって、講師冥利に尽きました。

      また盛岡でワークショップしたいです~
      その日を楽しみにしています。

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